今年は11月7日が「立冬」だったって。この写真はその前の撮影です。福岡も11日朝から急に寒くなってますから、カマキリももう死んでしまっているかもしれませんけど…。 こんなアブチロンの花で待ち伏せしてるのは、ホシホウジャクの仲間を待っているのかもしれませんが、そう簡単には捕食できないだろうと存じます。(J・M)
これは「台湾ホトトギス」かもしれませんけど…。ホトトギスはユリ科の多年草で、多くの自生種や園芸品種があります。花の斑点が、野鳥のホトトギスの胸の斑点に似ていることが、この花の名前の由来だとされています。また「ホトトギスの吐血」という中国の故事に由来するという説もあります。さてどうでしょうか?(J・M)
ウチの彼岸花は、今年は、例年よりも遅れて、お彼岸も過ぎた10月初旬に満開になりました。リコリスの仲間で、真っ赤な原種の他に、白(クリーム色)や鮮やかな黄色など、園芸用の改良品種もあります。真っ赤な原種は、全草が弱毒だって言われてましたが、昔は凶作の年には、球根を掘出し、上手く毒抜きをして食糧にしたとか…? ホントかな? ドングリも水にさらして渋みを抜いてから、食べたそうだけど…。これはホントみたいです。(J・M)
サルナシは古くから日本の山野に自生しているキィウイの仲間で、「猿梨」って表記するのかな?山の谷合などに自生しているツル性の木本[もくほん]です。猫の好きなマタタビとは違います。サルナシの実は青いママで熟して甘くなり、人間も皮ごと食べられます(キィウイの仲間だから、上下の堅い部分は食べられませんけど…)。ウチのサルナシは植木屋さんで入手した「オオミのサルナシ」(海外から来たベビー・キィウイかもしれません…)で、今年はなぜか沢山実をつけました(一株だけしか植えてませんが…。ちなみに、昨年はゼロ)。実の大きさは縦15ミリから20ミリ、横10ミリから15ミリくらいの円筒型で、表皮にはほとんど毛がなくつるっとしてます。もう暫くすれば甘くなりそうです。「ベビー・キィウイ」はカリフォルニアやニュージーランド辺りの呼称みたいで、秋になると日本の果物屋さんでも「ベビー・キィウイ」(カリフォルニア産かな?)の名前でパックして売ってますから、注意してご覧ください。(J・M)
小さな水槽[縦と奥行共に20センチ弱で幅45センチ]ですが…。エビ(ビー・シュリンプのビーは英語ではミツバチのことかな?いずれにせよ、体長1センチ前後の小さなエビです)だけしかいないし…元気です。(J・M)
私は、新潟県の錦鯉の里、小千谷(おじや)で平成21年に生まれました。
ある春の日、兄弟達と共に袋に入れられてギュウギュウ詰めの苦しい長旅を強いられたのです。私たちは和歌山市にある錦鯉センターという所に陸路で、まる一日をかけて到着しました。
ある日、ハンサムな一人の男性が、ふと錦鯉センターにあらわれました。
この男性は、私を見るなり私に一目惚れしたのでしょうか。「この昭和三色は色がいい」と店の主人に言っています。生まれて日数の経っていない若い私は恥ずかしいやら、嬉しいやらで赤面してしまいました。私は、二匹の兄弟たちと袋に入れられて、男性の自宅に向かいます。私たちは何処に連れていかれるか分かりません、私は毎日食事を与えてくれるのか、水質の良い池なのか、不安で一杯でした。
この男性の自宅に到着すると、そこは普通の家ではなく、本門佛立宗というお寺だったのです。宿世のご因縁でしょうか。私は次の日の朝六時過ぎに「グァーン」という鐘の音で目を覚ましました。そして「南無妙法蓮華経」という御題目の唱題が始まりました。
私は生まれて初めて「本門八品所顕上行所伝の御題目」を聞きました。この宗派の祖師は「日蓮聖人」と言って、とても立派な方で、私達を観る信者さん達は皆、お祖師様とお呼びしお慕いしています。
このお祖師様(日蓮聖人)のお言葉に
「魚の子は多けれども魚となるは少なく、菴羅樹(あんらじゅ)の花は多くさ(咲)けども菓(このみ)になるは少なし」(松野殿御返事 縮遺1527)
※「菴羅樹(あんらじゅ)の花」とは「マンゴーの樹の花」のこと。菴羅は菴摩羅(あんまら)とも。
と説かれています。
私も全くその通りだと思います。私は何千もの青仔たちと共に生まれたのに、その中で生き残るのは極僅かです。そして、私のようにこの上行所伝の御題目とご縁のあったのは、私と二匹の兄弟たちだけです。私は本当に果報者だと思うと同時に、値法の喜びを感じる毎日です。それというのも、私のご主人様は、春から秋にかけて、毎朝八時くらいにその季節に合わせた量の食事を与えてくれます。
また、この池の住み心地の良いことには驚きです。この池には自動浄化装置の付いたポンプが備え付けてられている上に、「底水抜き」と言って、池と浄化槽が池の底から100ミリのパイプで繋がっていて、二、三日に一回、ご主人様がパイプに溜まった汚物を取り除いてくれて、新しい水を入れてくれるのです。
私は「スクスク」育って、当才の時は10センチにも満たない貧相な身体だったのが、4年で50センチは優に超えるくらいまで成長し、見事なプロポーションと「赤・黒・白」の三色は綺麗な艶が出て来ました。
私はとても幸せです。また、もし仮に錦鯉としての寿命が尽きたとしても、池の中まで聞こえてくる上行所伝の御題目によって、得生人界して来世は人間として生まれ、エサだけを食べる口しか持たない今の私が御題目を唱えられる口を持って生まれてくることができると思えば、これほどの喜びはありません。
今の私のご奉公は、信者さん達に鑑賞してもらって喜んでもらうくらいですが、必ず生まれ変わって、人間としてご奉公をさせていただくことが私の夢です。
「南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経」 (河 内)
今年も咲きました。あの、ロケットのような蕾が咲いたけど…良い匂いです。
また、今朝から、お天気は下り坂…雨も降ってきました。明日[9月8日(日曜)]も雨だって。竜の口報恩口唱会[743回目の記念日は9月12日だけど…]ね。(J・M)
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